少子化対策「本気」見せる条件 論説委員 辻本浩子 - 日本経済新聞

2030年までがラストチャンス――。政府は新たな少子化対策「こども未来戦略」を閣議決定した。具体策である「加速化プラン」に年間3.6兆円を投入する。24年度からの最初の3年で、対策メニューのほとんどをそろえるという。プランが始まる24年は、実は節目の年でもある。合計特殊出生率は1974年から継続的に、人口置換水準を…